LGBTなどを差別する「SOGIハラ」って?
株式会社simpleshow Japanは、性的指向・性自認に関するハラスメント「SOGIハラ」について解説する動画を制作し、公開しました。
「SOGI(ソジ)」は、好きになる人の性別を示すSexual Orientation(性的指向)と、自身が認識する性別を示すGender Identity(性自認)の頭文字を取った言葉。SOGIハラは、「ホモ」「オカマ」「レズ」などの差別的呼称の使用や、いじめ、暴行など、人のSOGIを否定する精神的・肉体的な嫌がらせを指します。
2020年6月には、大企業に、SOGIハラを含むパワハラやセクハラなどのハラスメントへの対策を取るよう求める「パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)」が施行されます。
パワハラやセクハラは聞いたことがあっても、SOGIハラは初めて聞くという方が多いのではないでしょうか。
「知識の格差がなくなれば、世界はもっと良くなる」をビジョンに掲げるsimpleshowでは、多くの方々ににSOGIハラのことを知ってもらうため、プライドウィーク(2020年4月25日〜5月6日)に合わせ、解説動画を独自に制作いたしました。
本動画は社会貢献の観点から二次利用を可能にしています。ウェブサイトにYouTubeのリンクをはめ込んでいただくなど、ぜひご自由にご活用ください(※1)。各メディアご担当者さまは、ぜひニュースや特集記事などで、性的少数者を守る情報として、本動画をご紹介いただけると幸いです。
今回の動画制作にあたっては、監修としてLGBTアクティビストの増原裕子さまに、ご協力を賜りました。
【作品概要】
■タイトル:「SOGIハラ啓発動画」
■制作:simpleshow Japan
■URL:https://youtu.be/n6yJqdMNHMc
■動画の長さ:3分46秒
■内容:サラリーマンのモリさんは、会社帰りに部下たちと楽しくお酒を飲んでいます。途中、恋愛の話で盛り上がり、部下の一人に「まだ結婚しないの?」と質問すると…。SOGIハラの具体例や、LGBTを職場でカミングアウトしている人の割合などを、3分でシンプルに解説。視聴者にSOGIハラについて理解してもらい、SOGIを尊重しよう!と思ってもらえるように構成しました。
■監修:増原裕子さま
1977年、神奈川県横浜市生まれ。慶應大学大学院修士課程、慶應大学文学部卒業。2020年4月より、兵庫県明石市専門職員としてLGBTQ+/SOGIE(ソジー)の施策を担当。