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タイムラインに埋もれない! 「見てもらえる動画」作るには

今やインターネット上の動画を見ない日はない、という方も少なくないでしょう。そして動画配信サイトに限らず、SNSで動画を見ることがある方も多いのではないでしょうか。例えばTikTokのような動画を手軽に見られるプラットフォームによって、動画コンテンツは急速に成長しています。

一方、動画をマーケティングなどに活用する企業にとっては、誇張なく「毎秒ごと」に膨大な数の動画が投稿される中で、ターゲットとする視聴者へ情報を届けるのがますます難しくなっています。そしてソーシャルメディアの視聴者は、わずか数秒で動画を見続けるどうか判断します。つまり、動画を最後まで見てもらうには、適切な形で届ける必要があるのです。

この記事では、そんな状況でも注目を集めやすい、ソーシャルメディア向けの「見てもらえる動画」を作るために重要な6つのポイントをご紹介します。

 

 

1. プラットフォームに合ったフォーマットで作る

 

コンテンツの中身に入る前に、まずは技術的な要件を満たす必要があります。中でも「フォーマット」は特に重要。ソーシャルメディアで動画を効果的に機能させるには、プラットフォームごとに最適な形式で作ることをおすすめします。

現在、多く見られるのは「縦型」の動画です。画面比率(アスペクト比=動画のサイズの縦横比)が9:16のもので、Instagramリール、TikTok、YouTubeショートなどが代表例です。これらは主に、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で視聴されます。

一方で、従来から一般的な「横型」の動画、画面比率が16:9のものも依然として存在感があります。YouTubeはもちろん、FacebookやLinkedInなどのプラットフォームでも広く使われており、視聴されるデバイスとしてはテレビやパソコンが多いです。

 

画面比率が9:16…スマホやタブレット向けの縦型動画

 

画面比率が16:9…テレビやパソコンでの視聴に向いた横型動画

 

 

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2. 短尺か長尺か 動画の長さを検討する

 

動画の長さは、フォーマットや伝えたい内容に合わせて工夫しましょう。必ずしも短い方がよいとも限りません。

 

短尺コンテンツ

縦型動画は、気軽に見ることができる短い内容に適しています。視聴者はこのタイプの動画を、ちょっとした休憩時間や移動中といったスキマ時間に「ついで」で見ることが多いです。

動画制作のポイントは、数秒から1分以内くらいの短い尺で、説明不要なくらいに分かりやすく明確な内容と構成にすること。また、暮らしのヒントやアイデアといった、ちょっとした情報をシェアするのにも向いています。

 

長尺コンテンツ

短尺コンテンツがもてはやされているとはいえ、「短いほど良い」という考え方が常に正しいわけではありません。例えばTikTokで投稿できるのは当初1分未満の動画のみでしたが、その後3分、10分と尺を延長しました。

これは、内容のある長尺動画はまだまだ人気があり、良質なコンテンツであれば視聴者の関心を長く維持できる証拠と言えます。

 

 

 

 

3. 冒頭の「フック」で視聴者を惹きつける

 

動画の冒頭10〜20秒は、離脱率が最も高い時間です。動画をしっかり最後まで見てもらうには、冒頭で視聴者の興味をつかむ導入(フック)が欠かせません。映画のように雰囲気をじっくり高めていく導入より、ソーシャルメディアでは一瞬でワクワクさせるオープニングが効果的です。例えば、以下のような手法によって。

 

●視覚的・聴覚的にインパクトのあるエフェクトや効果音を使う。

●視点を切り替えて意外性を出す。

●注目を集めるテキスト表現を加える。

 

視聴者への問いかけ、挑戦的な意見、意外な事実なども強いフックになります。驚きの要素を盛り込むことで、ほかの動画と差別化することができるのです。

ちなみに、テキストや台本づくりに困ったら、オンラインで解説動画を制作できる「simpleshow video maker」のストーリージェネレーターが便利です。キーワードをいくつか入力するだけでAIが台本を制作し、そのまま動画にすることができます。

また、より多くの人に見てもらうなら、字幕も重要。音声なしでも内容が分かるだけでなく、アクセシビリティの向上にもつながります。simpleshow video makerは、字幕生成もワンクリックで可能です。

 

 

4. 著名人や最新トレンドを取り入れる

 

脳は、知っている顔や馴染みのある要素を記憶しやすい性質があります。そのため、人気のあるタレントやインフルエンサーを動画に登場させると、注目を集めやすくなります。著名人にブランドのアンバサダーになってもらうことで知名度や信頼性が向上し、視聴者との距離が縮まるというメリットもあります。

また、最新のトレンドも常にチェックしましょう。人気の楽曲や流行のフォーマットを、自社ブランドに合う形で取り入れることが大切。さらにハッシュタグも活用するのがおすすめです。

 

 

5. ブランドの「一貫性」を保って動画を作る

 

ソーシャルメディアで展開する動画には新鮮さが求められますが、同時に企業やブランドの「一貫性」も重要になります。ブランド独自のフォーマットや雰囲気を確立し、動画を見た視聴者に「あのブランドだ」と認識してもらえることを常に意識しましょう。

高級な機材を使った撮影でも、スマホで撮影した動画でも、あるいはsimpleshow video makerで作るアニメーションでも。重要なのはブランドの一貫性を保ち、信頼感を醸成することです。

 

 

 

 

6. 交流を育みコミュニティを築く

 

ソーシャルメディアの動画は、視聴者による共有や拡散を通じて広がります。そのため視聴者からのブランドに対する信頼が非常に重要。人々はすでに知っている、またはつながりを感じるブランドと関わりたいと思うのです。

そこで有効なのが、視聴者との交流を育むコミュニティを作ること。例えば、以下のようなアクションでコミュニティの形成を促すことができます。

 

●動画内で質問をして視聴者に回答を促す。

●視聴者に動画のテーマや形式を提案してもらう。

●コメント欄で積極的にやり取りする。

●動画内で視聴者の名前や意見を紹介する。

●視聴者自身を動画に登場させる。

 

 

まとめ

 

人々がソーシャルメディアを使うのは、気分転換や情報収集が主な理由。だからこそ、シンプルで分かりやすいコンテンツが好まれるのです。特にアニメーションによる解説動画は、複雑な情報を分かりやすく伝えられるため、ほかの形式より高いコンバージョン率を実現することが可能です。

短い縦型(9:16)では手軽でキャッチーな動画を配信し、そして横型(16:9)でより詳しい内容を解説するなど、目的に応じた形式を選びましょう。もし分かりやすい解説動画を作りたい、という場合は、ぜひsimpleshow video makerをご活用ください!

お問い合わせ

simpleshow Japan
Tel 050-3649-8880
Mail:info.japan@simpleshow.com
Mon-Fri 9:30 - 18:30

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