simpleshow Japanのリモートワーク体制をご紹介
こんにちは! 私は2021年の春より、解説動画などの制作進行管理を行うプロジェクトマネジャー(以降PMと表記)として、simpleshow Japanで働いています。今日は、私たちの働き方について具体的にご紹介します。あなたの会社でリモートワークを成功させるヒントが見つかるかもしれません。ぜひ、ご覧ください!
simpleshow Japanでは、個人の業務内容によって出社するかリモートで働くかを任されており、一部の職種を除いた多くのスタッフが、ほぼフルリモートで働いています。オフィスがある東京から離れて、ほかの地域に住みながら日々の仕事に取り組んでいるメンバーも数名在籍しており、映像制作会社としては珍しく、制作業務のフルリモート化が実現できている会社と言えるかもしれません。
そして私自身も、出社とリモート半々のハイブリッドな働き方で、日々の仕事に取り組んでいます。
ここではsimpleshowにおけるリモートワーク環境をご紹介すると共に、私自身の働き方と、その中で感じたリモートで働くメリット、そして課題点などについても触れてみたいと思います。
まず、simpleshowの解説動画制作では、工程ごとにきちんと役割分担がされており、基本的には企画から納品まで決められたフローに沿って各自業務を進めていきます。現時点で自分が行うべき作業内容が常に明確で、その先のスケジュールの見通しもつきやすいため、リモートでの業務も行いやすいのです。さらにSlack、Dropboxなどの連絡ツールや共有ストレージを活用して、各案件を分かりやすく管理しており、リモートでも連携を取りやすい体制を整えています。
また、会社全体に関わる情報の共有や業務上の意見交換は、Zoomを利用したミーティングを通して行っており、リモート環境においてもコミュニケーションを活発に図ることで、状況に合わせたフレキシブルな対応ができる体制の強化に努めています。
PMとしての私の役割は各案件の進行管理がメインとなり、現在はPM2名体制で、多い時には1人当たり20件以上の進行中案件を担当。それに加え、私は制作チームのリーダー職として、業務の効率改善やリクルートメント業務なども行っており、そのすべてを支障なく進めるには、自身のスケジュール管理が重要なポイントとなってきます。
私の自宅からオフィスまでの通勤時間は、1時間もかからない程度です。でも繁忙期や、ミーティングが多い日は、通勤時間を業務に当てるだけでも余裕を持って効率よく仕事に取り組むことができるため、リモート業務を行っています。一方、オフィスにいることが多い営業チームと直接意見交換をしたり、普段はリモートがメインの制作メンバーとランチをするために出社することもあり、自身の業務バランスや、その時々の状況を見ながら、リモートと出社での勤務を上手く使い分けています。
また、リモートワークができる体制があると、通信環境さえ整っていれば、どこでも業務が行えるので、ストレスフルな状況に陥ったときには、カフェなど普段とは違った景色の中で気分転換をしながら仕事をすることも可能! 前職の制作会社で働いた時には終電ギリギリまで残業をする日々を過ごしていましたが、simpleshowではリモートワークとそれに伴う業務の効率化によって、仕事とプライベートを上手く両立しながら働くことができています。
このように、個人的にはメリットが多いリモートワークですが、課題と感じているところがあるのも事実です。クリエイティブの現場においては、日頃の何気ない雑談から生まれるアイデアや気づきも大切です。でも、誰もが出社していた頃には自然発生的にあったそのような機会は、リモートワークへの移行に伴い少なくなってきています。たわいもない雑談やお互いの近況報告など、業務とは関係が無いゆえに自発的に行わなければ築けないコミュニケーションの場をどうすれば設けることができるか? 今後も思考錯誤を繰り返しながら、効率化だけに囚われることのないsimpleshowらしいリモートワークのかたちを構築することができればと考えています。
今回の執筆者:
プロジェクト マネージャー
広告代理店の営業、制作会社のプロデューサーを経て2021年にsimpleshow Japanに入社。
基本的にはひとりっ子のマイペース体質ですが、仕事ではリーダータイプの牡羊座の性質を活かし、制作メンバーのまとめ役として日々仕事に取り組んでいます。