本場のオクトーバーフェストはここがすごい!
こんにちは! わかりやすい解説動画を制作している、simpleshow Japanのイラスト&ストーリーボード担当です。
さて、simpleshowはドイツに本社があるのですが、この時期には有名なビール祭りのオクトーバーフェストが開催されますね。お酒好きな私、実は本場ミュンヘンのオクトーバーフェストに足を運んだことがあります。そこで今回の記事では、オクトーバーフェストでの体験談をお話してみようと思います!
まず、なにが凄いって規模のデカさ。会場には14のテントがあり、それぞれのテント内外に約3,000〜11,000人の収容が可能。それはもうデカい飲み会です。
また、ビールもデカく、日本ではなかなかお目にかかることのないマス(Maß)=1リッターのジョッキで出てきます。そんな大きなジョッキを、ウェイトレスが両手で12個一気に持ってくる姿は本当に圧巻です。ウェイトレスにお客さんがチップを渡すことがあるのですが、フェストが開催される数週間で半年は生活ができる程、稼ぐ人もいるらしいですよ。
さらにオクトーバーフェストでは、オクトーバーフェストビアと言われるアルコール度数の高い(通常のビールは5%程度ですが、フェストビアは5.8〜6.4%程)特別なビールで乾杯しちゃいます。
おまけに会場のトイレについてですが、あれだけデカいトイレスペースを私は未だかつて見たことがないです。(男性は横一列にダーっと並んでできます。)
現地では、お祭りらしくバイエルン民族衣装のレーダーホーゼン(男性用衣装)やディアンドル(女性用衣装)を身につけて楽しんでいる人が多く、中には女性のレーダーホーゼン姿を見かけることもあり、これはこれで粋だなぁなんて眺めてました。
テント内では、ドイツ楽団が演奏をしていて、定期的に乾杯の歌「Ein Prosit」(アイン・プロージット)も演奏されます。その曲が流れると座っている人も立ち上がり、乾杯の掛け声と共に一斉にガーッとビールを飲むんです。
で、そんなこともあり、急性アルコール中毒になってしまう人もいるのでご注意くださいね。私の知人も救急車で運ばれたことがあったらしいのですが、彼は保険に入っていなかったため、大変な支払額になったそう…。皆さまも一気飲みは絶対にしないでくださいね!
ちなみに酔ってくると言語の差も関係なく、誰もが友達になるのでみんなで肩を組み机の上で踊ったりすることも珍しくありません。そんな感じでお酒は人種関係なく、みんなを友達にする力があるんですね。皆さまもオクトーバーフェストを訪れた際には、楽しく、ほどほどに乾杯「Prost」(プロースト)を!
※記載の情報は、数年前のものを含むため、現在と内容が異なる場合があるかもしれません。
今回の執筆者:
イラストレーション担当
2017年にsimpleshow Japanに入社。
骨董品とお酒が大好きで、茶箪笥に集めている酒器が入り切らなくなってきていて困っている。
得意分野は、水中生物、わんこ、ときどき似顔絵。