解説動画のイラストができるまで
こんにちは! simpleshow Japanのイラスト&ストーリーボード担当です。
突然ですが、皆さんペットはお好きですか?在宅時間が増える中、ペットの人気が高まっているそうですね。その一方、安易な気持ちで飼い始めたことで飼育放棄をするケースもあるらしく…。
いえいえ、自分はちゃんとお世話していますよ!3日に1度の水換えと朝夕の餌やりは欠かしたことがありません。
初めまして、こちらは我が家のペット、ジャイアントベタの「るん太」です。
ベタってなんだ?という方に簡単な説明をすると、タイやインドネシアが原産の熱帯魚です。オス同士を同じ水槽に入れるとエラやヒレを広げて威嚇行動(フレアリング)をすることから、「闘魚」とも呼ばれています。
ベタは性格も個々で様々なのですが、「るん太」はというと…
- 気分屋でネコっぽい(以前に飼っていた子はイヌっぽかった)
- あくびしながらフレアリングする
- 死んだフリして遊ぶ
- 水温計の陰からひょっこりはんする
といった感じです。
さて、今回はそんな彼をsimpleshowのイラストスタイル「classic」で描くと、どんな流れになるのかを説明してみようと思います!
(1)まずは、アウトライン(輪郭)の作成。
1枚目の写真の腹ビレは、通常の位置ではないので位置の調整もします。
(2)続いて中の線を描いていきます。
描き込みの線は、アウトラインよりも少し細い線にすることでメリハリがつき、見やすくなるんですよ。
(3)次は、黒や影の部分を塗っていきます。
塗りすぎてイラストが真っ黒にならないよう、バランスを見ながらですね。最後に微調節の細かい線を入れて…完成!!
以上、classicスタイルで描くとこんな感じです!ちなみに作成時間は35分でした。
simpleshowのメンバーは、入社時にclassicスタイルの似顔絵をプレゼントしてもらえるのですが、自分はその似顔絵を描くことを楽しみにしていたりします。似顔絵に限ったことではありませんが、伝えたい情報をわかりやすく伝えるために不要な情報は省き、特長としてどのポイントを使って表現するのかが、イラストレーターの腕の見せ所ですよね。
そんな自分もまだまだの身ですが、より良い解説動画が作れるように今後も精進あるのみです!
今回の執筆者:
イラストレーション担当
2017年にsimpleshow Japanに入社。
骨董品とお酒が大好きで、茶箪笥に集めている酒器が入り切らなくなってきていて困っている。
得意分野は、水中生物、わんこ、ときどき似顔絵。