難しいルール、わかりやすく伝えたい?
独自のルールやマナーなど、難しいことをわかりやすく伝えるのは、大人相手でも大変なことです。それが子供相手なら、なおのこと。あなたはどう工夫しますか?
例えば、夏の林間学校で、子供たちにルールを理解させたい。なぜなら、自身やお友達の身に危険が及ぶような行動をやめさせて、全エネルギーを学びと成長に向けてもらいたいから。正しいルールと、それを守る理由をしっかり伝えることができれば、生徒の行動や学習に良い影響を及ぼすことは間違いなしです!
では、どうやってルールを理解させればよいのでしょう? 項目を決める時に押さえるべきポイントと、子供たちへ効果的に伝える方法を、お教えします。
まずはチェック! ルールを決める時のポイント
1.短く、簡潔に、分かりやすい言葉でつくりましょう。
2.項目はなるべく少なく。多いと生徒は覚えられません!
3.内容は具体的に、何が求められているのかはっきり示しましょう。また「すべきこと」だけでなく「すべきでないこと」も示す必要があります。
ルールは、現実的で、教師と生徒の両方にメリットのあるものにしましょう。そのために、ルールを決める会議に生徒を参加させ、フィードバックをもらうのもアリです! 彼らのニーズも汲み取り、項目に反映することができます。その後、関わった人たち全員で、提案された中から最も適切で有益、有意義な規則を選びましょう。
もしもルールを守らなかったら?
ルールの必要性を実感させる上で重要になるのが、ルールを破った時に何が起こるのか、ちゃんと伝えること。教室の子供たち全員が自らの「責任」を自覚するためにも、規則を守らなかったらどうなるか、明確にしておく必要があります。
ルールを伝える3つの方法
できあがったルールをしっかり運用するためには、生徒たちみんなに正しく共有されていなければいけません。沢山の生徒を相手にするので、効率的で、理解しやすい方法を選ぶ必要があります。以下にオススメする、3つの方法を活用してみてください。
1.ポスターで掲示する
大きなポスターにして掲示するのは、基本的ながら悪くない方法です。基準とすべき行動の枠組みが、視覚的に理解できるので、文字だけの方法よりも効果的。目立つ場所に貼っておけば、生徒の「知りませんでした」がなくなります。そうなって初めて、規則は本当に守られると言えます。
2.参加型アクティビティで指導する
とはいえ、プリントして壁に貼っただけで、すべての生徒が理解して従うとは思えませんよね。ルールを上手に運用するには、子供たちにしっかりと浸透させる必要があります。これには、以下のような参加型アクティビティが効果的でしょう。
(例1) 写経の要領で、項目を実際に書き写させる。それぞれがノートに書いて、自分の参照用にするのです。手を動かすことで、規則が頭に植え付けられます。
(例2) 自分たちでポスターをつくらせる。これには2つの目的があります。学習のエクササイズとして項目を再確認すると同時に、壁の掲示物も完成させることができるのです。
3.「解説動画」で発表する
ルールについての「解説動画」を見せるのは、とても優れた方法と言えます。ポスターや参加型アクティビティとは違い、ほんの数分の動画で「何を」「なぜ」「どのように」を、印象的なアニメーションで楽しく伝えられる上、ルールの存在意義を効果的に伝えることができるのです。しかも、理解と共感を促すノウハウが使われている「解説動画」なら、生徒たちはみんな、ルールの必要性を同時に理解し、動画を見終わったあと「守った方が自分のためにもよい」と感じるでしょう。
子供たちには、いつでも「境界線」が必要。自分が何をすべきで、何をすべきでないかを知る必要があるのです。教室のルールの目的は、互いに敬意を払いながら、学習に適した環境をつくること。それを設定し、学習環境を創造するのは、教師の責任とも言えるでしょう。
しかし、ルールを伝える手段をいざ始めてみるとなると、意外と大変ですよね。
ポスターやアクティビティならまだしも、動画は専門的過ぎてつくれない……、という問題に頭を悩ませている人も少なくないのでは。そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ私たちsimpleshowにお任せを。3〜4分という短時間で、難しいトピックを理解・共感させる「解説動画」のエキスパートです。ぜひ、お気軽にご連絡ください。皆さまのお問い合わせをお待ちしております!