難しいトピックも「物語」で共感を呼べる!

世の中には、複雑な概念やテーマがたくさんあります。例えば、タイムトラベルの理論、世界大戦につながる歴史的な事実など。そして複雑なテーマをいざ説明しようとすると、たいていの場合、聞き手は興味を失ってしまいます。細かい説明に混乱し、うんざりして、集中力が途切れてきます。挙句、いったい何のための説明? 聞く必要があるのだろうか? などと思わせてしまうことも……そんな経験はありませんか?

社員、スタッフの教育や、企業目的の周知を図ったりする場合にも、同じ問題に直面することが多々あります。そこで抜群の効果を発揮するのが、物語を活用した「解説動画」です。

 

視聴者を引き込み、飽きさせない秘訣とは

イラストや写真などの視覚要素を使うと、言葉や文章だけの場合より、時間が経っても視聴者が内容を思い出しやすくなります。それでも、普通の動画で長く関心を引くことはできず、すぐ飽きられてしまうことに。では、どうすれば、もっと視聴者を引き込むことができるでしょう?

答えは簡単。「物語」です。物語性を持った解説動画なら、視聴者は物語の登場人物に感情移入することができます。そして、ストーリーの最初から最後まで目を離さず、登場人物がどうやってA地点からB地点に至ったか、途中でどんな利益や試練があったかを自分ごと化して、共感するのです。

「物語」を活用して共感を生み出す

「物語」を使って複雑なテーマを解説するよい例として、数々の賞を受賞した映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」があります。株式市場に携わっていない方で、この映画をご覧になっていれば、その意味がよくわかるのではないでしょうか。

アウトサイダー(投資収益を目的に株式を保有する株主)が、どうやって世界的な金融危機を予測し、バブル崩壊で富を得たのか……。これを分かりやすく説明するのは、かなりの難題です。多くの映画会社は、この作品を映画化することは不可能だと考えていました。専門用語が多く、話が複雑にならざるを得ないと思っていたからです。しかし、この映画は見事にやってのけました。登場人物のストーリーを通じて、「シンセティック債務担保証券」などのトピックを、視聴者に教育したと言えるでしょう。

 

企業の広報活動にも「物語」は有効

さらに「物語」は、複雑なテーマに限らず、あらゆる説明に有益です。ハーバード・ビジネス・レビューのジョン・コールマン氏は、「企業の沿革や目的を説明するにも物語を使用すべき」と語っています。企業の物語に触れることで、消費者は企業を身近に感じ、企業がどこで生まれ、なぜ設立されたのかの情報をスムーズに理解すると。希望に満ちた物語であれ、涙を誘う物語であれ、強い感情が伝わり、消費者との強い絆が生まれるのです。

それは「解説動画」における物語についても、同じことが言えます。最初は難しそうに思えるかもしれませんが、ストーリーテリング(物語性のある語りの手法)なら、消費者に企業の目的を簡単に理解してもらうことができるのです。

 

説明や解説動画において「物語」がどれだけ効果的か、そろそろおわかりいただけたでしょうか。金融であれ、科学であれ、難しい内容を視聴者に教えるような機会があれば、ぜひ物語のある「解説動画」を活用してみてください。視聴者は物語に共感し、引き込まれ、内容をよく理解して情報を持ち帰るに違いありません。

複雑なトピックの解説には、「物語」がお役に立ちます。思い通りに伝わらず困っているテーマを、「物語の力で伝えてみたい」と思ったら、いつでもsimpleshowまでご相談ください!

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